スポーツケアの現状 八王子 ジム

カイロプラクティック 中西ブログ

日本のスポーツ選手に対するケアの現状

日本では、アスリートのケアは主に、スポーツトレーナー、鍼灸師やマッサージ、柔道整復師などの資格者により行われています。
日本でのカイロプラクティックケアを受ける選手は残念ながら非常に少ないのが現状です。
しかし、海外の一流アスリートのコンディショニングを支えているのは主にスポーツカイロプラクティックなのです。米国においては、メジャースポーツの野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフ、陸上などのチーム、大学レベルのほとんどの競技で専属カイロプラクターがいてスポーツ選手のケアをしています。
タイガー・ウッズが幼少時からカイロプラクティック・ケアを受けていることは有名で、著書の中でも「私の記憶を思い出せる限りまでさかのぼった頃から、カイロプラクティック治療に通っていました。それは私にとってゴルフスイングの練習や、トレーニングと同じくらい重要なものでした。」と語っています。
欧州においても、多くのサッカーチームにカイロプラクターが所属しており近年ではチェルシーをはじめとするプレミアリーグの各チームもカイロプラクティックを導入しています。
また100メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルトが側弯症持ちでカイロプラクティック・ケアを受けているのはよく知られています。
バスケットボールの神様といわれたマイケル・ジョーダンまでもがカイロプラクティックによるコンディショニングを受けていました。

正直、日本は海外に比べ何十年も遅れていて良いものが社会に出てきていない現状はとても残念です。なぜ世界のトップ・アスリートたちはカイロプラクティックを選ぶのでしょうか?

国際的にスポーツカイロプラクティックに認定される為にはICCSPという資格を取得する必要があります。この資格はスポーツカイロプラクターとしてオリンピックなど国際的なスポーツ大会に参加するために必要不可欠な国際公認の資格/学位になります。海外ではこの国際資格を国際スポーツカイロプラクティック専門医とも呼ばれており、国際大会でオフィシャルトレーナーとして医療チームの一端を担っています。この国際資格はWHO基準の学位である、ドクターオブカイロプラクティック号(DC)または豪州政府承認カイロプラクティック理学士などの正規のWHO基準カイロプラクティック学位を取得し初めて受講する資格が得られます。このプログラムでは、世界レベルのアスリートを治療できるスポーツカイロプラクターの養成所として、解剖学、X線学、スポーツ栄養学を始め、スポーツの現場で遭遇するあらゆる症状やパフォーマンスUP方法、処置やリハビリ、障害予防などの様々なことを学びます。講師には陸上カールルイスのトレーナー勤めていた方や、オリンピックなどでも活躍されている各国の現役スポーツカイロプラクターが務めます。

私もカイロプラクティックの学位を5年間かけて取得し、スポーツカイロ学位(2年間)の講習を終え、ようやく計4400時間以上のプログラムを全過程終了することが出来ました。

そして、とても光栄な事に、FICS(Federation of International Chiropractic Sports 国際スポーツカイロプラクティック連盟)のニュースレターにオリンピック帯同記事を載せて頂きました。

17頁、27頁、28頁に載っています。

https://www.fics-sport.org/portal/index.php/en/fics-news/doc_download/41-fics-news-september-2016

 

今後、日本でもカイロプラクティックが広まり、多くのスポーツ選手に利用して頂けることを願いたいと思います。

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KAKUSEI 中西 靖

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